冬休みの日誌や体育の授業で定番の「なわとび」。
寒い時期に取り組むことも多いですが、実は苦手意識をもっている子も少なくありません。
・なかなか跳べない
・縄が引っかかって痛い
・苦手でやる気が出ない
そんな様子を見ると「運動が苦手なのかな?」と思ってしまいがちですが、実は跳べない原因は別のところにあることも多いのです。
今回は、なわとびが苦手な子のつまづきポイントと、それに合わせた支援のアイデアを紹介します。
まずはここをチェック!つまづきポイント3つ
チェック① 縄の状態は合っている?
意外と見落としがちなのが、縄そのものの状態です。
- 長さは適切か
持ったときに、縄がギリギリ地面につくくらいがベストです。 - 縄にクセがついていないか
結んで保管していると、特に軽い縄は歪みやすく、きれいに回せなくなります。
100円ショップの縄などは扱いやすい反面、クセがつきやすいこともあるので要注意です。
チェック② 縄の持ち方は正しい?
おすすめは「リモコン持ち」。
親指が他の指と重ならないように持つことで、力が入りすぎず、縄をスムーズに回せます。
強く握りしめてしまう子は、まず持ち方を見直してみましょう。
チェック③ 最初からフォームを求めすぎていない?
「肘を体につけて、手首で回す」というフォームは正解です。
ただし、苦手な子にとってはいきなり難しすぎることもあります。
おすすめは段階的なステップです。
- 大きく、やさしく回す
- 肩から回す
- 腕から回す
- 最後に手首で回す
段階を踏むことで、無理なくフォームを身につけることができます。
つまづきに合わせた支援アイデア
① 円の中でジャンプ
バランスが苦手な子には、フラフープなどの円の中でジャンプする練習がおすすめです。
円の大きさ・跳び方・高さを子どもの実態に合わせて調整することで、安心して取り組めます。
② 縄回し練習
縄を半分に折り、片手で回す練習をします。
左右どちらの手でも行い、以下のような動きを取り入れてもOKです。
- 横向き
- プロペラ回し
- 扇風機
- 8の字
「跳ぶ」前に、「回す」感覚をつくることが目的です。
③ 足抜き
縄を回して、跳ばずに足でまたぐ練習です。
タイミングをつかむ練習として効果的です。
④ ジャンプ → 拍手
リズムが苦手な子には、ジャンプしてから拍手(もも叩きでもOK)を取り入れます。
拍手を2回にすると、二重跳びのリズム練習にもつながります。
なわとびは「できない」を「できそう!」に変えられる運動
なわとびは、
- リズム感
- 俊敏性
- 心肺機能
を同時に伸ばせる、とても優れた運動です。
「運動が苦手」なのではなく、ちょっとしたつまづきがあるだけの子もたくさんいます。
ぜひ今回紹介した視点を参考に、授業や家庭でのなわとび練習に取り入れてみてください。
子どもたちの「できない」が「できそう!」に変わる瞬間が、きっと増えていきます。

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