叱らずに正す|先生も子どもも幸せになれる声かけ

学級指導をしていると、どうしてもクラスがザワザワしたり、姿勢が崩れたり、時間にルーズになったりする場面がありますよね。

もちろん、度が過ぎた場合には厳しい指導が必要なこともあります。

それでも本音を言えば、毎回叱る指導は先生にとってもしんどいもの。

できることなら、叱らずに行動が整っていく学級をつくりたい──そう思う先生も多いのではないでしょうか。

この記事では、叱らずに子どもの行動を正していくための声かけを4つ紹介します。


目次

気が緩んでくると起こりがちな学級の変化

学期の途中や慣れてきた頃、こんな状態になっていませんか?

  • 学級がザワつく
  • 姿勢が崩れる
  • 時間にルーズになる

そんなとき、毎回叱る指導を続けるのは正直つらいですよね。

大切なのは、叱る前に「視点を変える」ことです。


叱らずに正すための声かけ① 名前を呼ぶ

名前は、その子のアイデンティティです。

名前を呼ばれるだけで、「自分を見てもらえている」「大切にされている」と感じる子は多くいます。

例えば、

  • 「〇〇さん、おはよう」
  • 「△△さんはどう思う?」

特別な指導をしなくても、日常会話の中で名前を意識して呼ぶだけで、自然と行動が整うことがあります。


叱らずに正すための声かけ② できていたらきちんと褒める

  • チャイムで授業が始まった
  • 全員がこちらを向いている

こうした「できている状態」は、つい当たり前になりがちです。

しかし、

  • 「今日もできたね」
  • 「毎回できていて素晴らしいね」

と、できていることを言葉にして伝えることで、その行動は続きやすくなります。

「できる」が続くなら、「褒める」も続けていきましょう。


叱らずに正すための声かけ③ できている子を褒める

どうしても目が向きやすいのは、

  • 遅れている子
  • 話を聞いていない子

ですが、ここで視点を変えてみましょう。

  • × できていない子を叱る
  • ○ できている子を認める

「叱られるからやる」はマイナスの動機づけ。

「褒められるからやる」はプラスの動機づけです。

同じ行動でも、クラスの空気は大きく変わります


叱らずに正すための声かけ④ 順位をつける

指示を出したあと、こんな声かけをしてみてください。

「教科書を開いたら前を向いてください」

そのあとに、

「速い!1番!2番!3番!」

これだけで、行動は驚くほど速くなります。

班対抗にすると、声をかけ合って協力する姿も見られます。

そして最後は必ず、

「今日はみんないつもより早かったね!」

と、全体を認めて締めくくりましょう。


実は中学生・高校生にも効果があります

これらの声かけは、小学生向けと思われがちですが、

中学生や高校生でも意外と効果があります。

年齢が上がっても、「認められる」「評価される」ことは大切です。


まとめ|叱る前に、声かけを少し変えてみる

叱らずに行動が整うと、

  • 先生の負担が減る
  • 子どもも前向きに動ける

お互いにとって、いいことづくしです。

まずは明日から、どれか1つ試してみてください。

「これ効いた!」「こんな声かけもしてます!」など、ぜひあなたの実践も共有してもらえたら嬉しいです。

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