球技じゃなくてもチーム戦!体育で「協働型課題解決学習」を実現する方法

現代の教育では、「学び合い」や「協働的な学習」が非常に重視されています。しかし、体育の授業、特に器械運動や陸上運動といった個人技が中心の単元では、グループ学習の導入が難しいと感じる先生も多いのではないでしょうか。

今回は、球技以外でも使えるチーム対抗形式の授業展開を紹介します。子どもたちの主体性や意欲、協働的な学びを引き出すヒントになれば幸いです!


目次

陸上運動(短距離走・リレー):タイムでチーム対抗!

チーム分けの工夫

まず、50m走などの記録を測定し、その合計タイムが均等になるようにチームを編成します。

競い方のバリエーション

  • 単純にチーム合計タイムの速さで競う
  • 「最初の記録」から「現在の記録」への伸び率で競う

指導ポイント

走るのが苦手な子ほど記録の伸びしろがあり、得意な子は「勝ちたい」気持ちから、自然と仲間にアドバイスをするようになります。これこそが協働型学習の理想形です。


陸上運動(高跳び・幅跳び):記録の合計と伸びを評価

チーム分けと評価方法

  • 事前に記録会を実施し、その合計が均等になるようにチーム編成
  • 「記録の合計値」や「記録の伸び幅」で競う

指導ポイント

跳躍のフォーム改善や助走の工夫など、子どもたちが自然と技術的なフィードバックをし合うようになります。タブレットで動画撮影を行い、フォームチェックをするのもおすすめです。


器械運動(マット運動・跳び箱):演技を採点&分析!

チーム戦の進め方

  • チームごとに演技を構成
  • あらかじめ採点基準を設けて、子どもたち同士で演技を採点
  • チーム合計点で競い合う

活用ポイント

動画で撮影し、自分たちの演技を見返すことで改善点に気づき、難易度の高い技にも挑戦する意欲が育ちます。演技の提出があれば、教師側も公正かつしっかりと評価できます。


結論:どんな種目でも「協働学習」は実現できる!

協働学習やグループワークは、球技のような「チームスポーツ」に限らず、個人技が中心の体育単元でも十分に導入可能です。

チーム分けや評価方法を工夫することで、子どもたちが互いに教え合い、支え合いながら成長していく場面が生まれます。先生の一声で、いつもの体育がもっと深い学びの場になりますよ!


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