テストを実施する環境を整えて記録アップ!
小学生の体力テストで「実力を出し切れずに終わった…」という子はいませんか?
その原因、もしかしたら“テスト環境”にあるかもしれません。
先生のちょっとした準備や工夫で、子どもたちはもっと力を発揮できます。
本記事では、体力テスト当日に簡単に整えられる“環境の工夫”を3つご紹介します。体育館やグラウンドに特別な設備がなくてもできることばかりなので、ぜひ実践してみてください!
当日にできる!記録を伸ばす「環境整備」の工夫3選
先生が環境を整えることも、子どもたちを支える大事なサポートです!
① 雑巾を用意しておく(体育館種目対策)
体育館で行う反復横跳びやシャトルランは、床が滑ると十分に力を出せません。
そこで、靴の裏を雑巾で拭けるようにしておくだけでも記録が変わります。
また、ウォーミングアップとして雑巾がけを取り入れると、筋肉が温まる上に床の滑りも解消できるので一石二鳥。安全かつ実力発揮につながります。
② 50m走のゴールを「52m」に設定
多くの子が、ゴール直前でスピードを緩めてしまい、ベストタイムを逃してしまいます。
この対策としておすすめなのが、「見た目のゴール」を2m先に設定すること。
タイムは50m地点で測定しますが、コーンやマーカーを52m地点に設置し、「そこまで全力で走ろう!」と伝えるだけで、最後まで全力疾走しやすくなります。
③ 立ち幅跳びには“視線ガイド”をつけよう
目線の位置が合っていないと、ジャンプの後の空中姿勢が崩れてしまい、記録が伸びません。
そんなときは、床にテープやマーカーで“視線のガイド”を設けてあげるのがおすすめ。
「このあたりを見て跳ぼう」と目安を示すだけで、跳びやすくなり記録アップにつながります。
とくに跳び慣れていない子にとっては、大きな助けになります。
環境を整えることで、子どもたちはもっと力を出せる!
体力テストは、ただの“測定”ではなく、**「自分の成長を感じられるイベント」**でもあります。
今回ご紹介したように、先生のちょっとした環境づくりによって、子どもたちのやる気も成果も大きく変わります。
体育が得意な子も苦手な子も、みんなが前向きに取り組める体力テストを目指しましょう!
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